<黒豆収穫祭について>
今回、増田さんと、農家の稲山さんとご縁がありまして、黒豆収穫祭を今年も開催することが出来ました。黒豆収穫祭は会社の福利厚生としてスタートし、ラズシップとお取引いただく皆様に賛同頂きここまで来ることができました。
元々の構想は自分で黒豆農家をできないかなと思ったことなのです。ですが、いろいろ調べたところ、それは無理とわかりました。農家の稲山さんとにご縁を頂いて、黒豆のこと教えてもらいました。
例えば、黒豆を作る際には夏の灼熱の日に雑草は手で取らないといけないなど苦労があります。稲山さんの畑では雑草を取る作業を障害者やシルバーの方たちを雇用し一緒に作業をしていました。黒豆農家の作業における労働力や雑草取りの大変さを知りました。
<僕の思い>
僕の思いだったのが障害者の方を適切な給料で雇用しても、お弁当代や現場までの交通費などが必要になってきます。そうだと、その給料から差し引かれて現実の手取りはとても低い給料しかあげられない。現実の時間給が少なくなります。そのことを保険事業で取引のある就労継続支援B型事業所の責任者さんから実態や労働賃金を聞いて驚いたのです。それを僕はどうにかならないかなと増田さんに相談させてもらって「なんとかしたいという思いがあるんだよ」と伝えました。
そこから、農家の稲山さんを紹介してもらい畑の区画の契約までできました。今回、稲山さんにも協力してもらい、良い金額で区画を提供頂くこともできました。
その黒豆をクライアントさんに買ってもらうことで利益がでます。その利益を還元して、就労継続支援B型事業所の方と契約して障害者の方たちに低い給料ではなくて、御宅も儲かるし雇用者の方たちにも適切な給料もきちんとやってね。そこまで突き詰めたお話ができるようになりました。僕はラズシップとして黒豆農家との提携と、その作業に就労継続支援B型事業所あつまろさんを組み込めた喜びがあります。
黒豆収穫祭は会社の福利厚生としてスタートしラズシップのお客様には毎年好評を頂いております。
<最後に>
1.おかげさまで黒豆収穫祭が事業として拡充し始めました。ご縁を頂いた皆様、ありがとうございます。
2.この取り組みに理解をもってもらい賛同頂き来年度もこの事業を応援して頂けると嬉しいです。
3.黒豆収穫祭を含むラズシップの楽しいイベント告知や活動の記録について新しいホームページを制作しておりますのでチェックして頂けると嬉しいです。
ラズシップ株式会社
代表取締役 山田 高生